幻辞.com

木活字

もっかつじ異読 もくかつじ
名詞
1
標準
printing type made from wood
文例 · 用例
銅活字はやがて木活字になり、日本の印刷術はしだいに大衆化したが、徳川の中期に近づくと、こんどは木活字が再び木版の再興に壓されてきた、と同書の著者は書いてゐる。
徳永直 光をかかぐる人々 青空文庫
詳しい原因は私に納得できぬが、幼少からの經驗からいつても、木活字は材が黄楊にしろ櫻にしろ、屈りやすく高低が狂ひやすい。
徳永直 光をかかぐる人々 青空文庫
徳川末期になつて海外との折衝が頻繁になり、醫術にしろ鐡砲にしろ電氣にしろ、それらが武士や町人の間に研究され實踐されるに從つて、木版や木活字は何とか改良されねばならなかつたにちがひない。
徳永直 光をかかぐる人々 青空文庫
木活字風の字形で「皇國ニ英學ノ行ハルルハ他ニ非ラス所謂彼ノ長ヲ取リ我ノ短ヲ補ハンカ爲ナリ其ノ長ヲ取リ短ヲ補フハ 皇化ヲ萬國ニ輝カサン爲ナリ」とはじまつてゐて「明治二歳己巳正月、日本薩摩學生」と結んである。
徳永直 光をかかぐる人々 青空文庫
和蘭にも、コステル以前に木活字はあつた。
徳永直 光をかかぐる人々 青空文庫
そしてこの記憶を前提として、西洋印刷の歴史をさかのぼる四世紀、グウテンベルグの發明が一四五五年で、その以前の西洋の木活字時代といふものが、わづか二三十年しかないといふことを知るだらう。
徳永直 光をかかぐる人々 青空文庫
その木活字の創造者はイタリーのカスタルヂーであつた。
徳永直 光をかかぐる人々 青空文庫
カスタルヂーは土耳古のある政府につかへて、書寫官であつたが、あるときマルコ・ポーロの支那土産のうちから東洋の木版書物をめつけて、それをヒントに木活字を發明したのだといふ。
徳永直 光をかかぐる人々 青空文庫
作例 · 標準
かつて木活字は、活版印刷の重要な技術であった。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
日本の出版技術は木活字を用いて発展してきた。
Illusions AI · claude-haiku-4-5-20251001
この貴重な書籍は木活字で印刷されたもので、博物館に保管されている。
Illusions AI · claude-haiku-4-5-20251001