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拝殿

はいでん
名詞頻度ランク #44974 · 青空 276
1
標準
front shrine
文例 · 用例
頂上には旅人宿めいた室、勧工場然たる物産陳列所、郵便局、それから中央の奥宮社殿は、本殿、幣殿、拝殿の三棟に別れて、社務所、参籠所も附属している。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
其処で、野寺の観音堂の拝殿へ上り、其方盲人にて角觝は成るまじ、腕おしか頭はりくらか此の二つの中にせむ。
泉鏡太郎 怪力 青空文庫
――既に、草刈り、柴刈りの女なら知らぬこと、髪、化粧し、色香、容づくった町の女が、御堂、拝殿とも言わず、この階に端近く、小春の日南でもある事か。
泉鏡花 多神教 青空文庫
痛い痛いと脛を撫でつつ漸くそこに達し、拝殿にも上らず、直ちにその後の丘の上に駆け上ると、ここぞ海抜三千三百三十三尺、高さからいえば富士山の三分の一位のものであるが、人跡余り到らぬ常州第一の深山八溝山の絶頂である。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
(一六)拝殿の一夜 サア天狗様へ御|挨拶も済んだというので、一同は奥殿の片隅を拝借し、多くはビショビショに濡れたまま、雑嚢や新しい草鞋を枕に横わったが、なかなか以て眠られる次第ではない。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
が、砂浜に鳥居を立てたようで、拝殿の裏崕には鬱々たるその公園の森を負いながら、広前は一面、真空なる太陽に、礫の影一つなく、ただ白紙を敷詰めた光景なのが、日射に、やや黄んで、渺として、どこから散ったか、百日紅の二三点。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
仁治元年四月の地震には海嘯があって、由比ヶ浜の八幡宮の拝殿が流れた。
田中貢太郎 日本天変地異記 青空文庫
その日拝殿の正面には、神主の治左衛門が祭壇の方に向って坐り、そのすこし後に源吉が為作に伴れられて坐っていた。
田中貢太郎 放生津物語 青空文庫
作例 · 標準
参拝客は本殿の前に設けられた拝殿で手を合わせた。
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古い神社の拝殿は、歴史を感じさせる荘厳な佇まいだった。
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祭りでは、拝殿で神楽が奉納された。
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