押しやる
おしやる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
標準
to push away
文例 · 用例
51=二階の密室 「ではそろそろ」と一同御膳を横へ押しやると其処に穴がある。
— 山中貞雄 『右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法』 青空文庫
51=二階の密室 「ではそろそろ」と一同御膳を横へ押しやると其処に穴がある。
— 山中貞雄 『右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法』 青空文庫
先に立って歩きたまえ」 巡査は腕を掴んで前へ押しやるようにした。
— 佐左木俊郎 『街頭の偽映鏡』 青空文庫
几帳を隔てて花散里はすわっていたが、源氏がそれを手で押しやると、また花散里はそうするままになっていた。
— 初音 『源氏物語』 青空文庫
お絹は小さい土器に神酒徳利のしずくをそそいで、その口さきへ押しやると、蛇は蜜をなめるように旨そうになめ尽くした。
— 岡本綺堂 『両国の秋』 青空文庫
それだのに屋敷へかえりつくや、うなじ迄も赤く染めている菊路の方へ、これも一面の紅葉を散らしている京弥をずいと押しやるようにすると、至って粋な言葉をぽつりとひとこと、愛撫のこもった揶揄と共に言いました。
— 旗本退屈男 『旗本退屈男 第一話』 青空文庫
「おまえのぶん」 高志がテーブルにおかれたホットドッグを、慶一のほうに押しやる。
— 第3章 フルサークル、1991年 『45回転の夏』 青空文庫
すぐ済みますからこちらへ寄っていて下さい」 宇利氏は早口にそう云って、手早く案内人を伝さんのほうへ押しやると、もう後の人の切符を忙しく受取りはじめた。
— 大阪圭吉 『三の字旅行会』 青空文庫
作例 · 標準
例句