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黒目

くろめ
名詞
1
標準
pupil and (dark) iris of the eye
文例 · 用例
」 もう忘れたか、覚えがあろう、と顔を向ける、と黒目がちでも勢のない、塗ったような瞳を流して、凝と見たが、「あれ。
泉鏡花 国貞えがく 青空文庫
額も頬もがっしりしていて、熱情家らしい黒目勝ちの大きい眼が絶えず慄えているように見えた。
岡本かの子 蝙蝠 青空文庫
黒目勝の清しやかに、美しくすなおな眉の、濃きにや過ぐると煙ったのは、五日月に青柳の影やや深き趣あり。
泉鏡花 悪獣篇 青空文庫
黒目勝な、意味の深い、活々とした瞳に映ると、何思ひけむ、紫ぐるみ、本に添へて、すらすらと持つて椅子に歸つた。
泉鏡太郎 印度更紗 青空文庫
ふと気が付いて見れば、中庭の奥が、古木の立っている園に続いていて、そこに大きく開いた黒目のような、的が立ててある。
太宰治 女の決闘 青空文庫
額も頬もがつしりしてゐて、熱情家らしい黒目勝ちの大きい眼が絶えず慄へてゐるやうに見えた。
岡本かの子 蝙蝠 青空文庫
」と三人へ、一度に黒目勝なのを働して見せると、言合せた様に、二人まで、胸を撫で下して、ホホホと笑った――お腹が空いた――という事だそうである。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
貴下は柳橋主義の癖に、」 夫人は薄笑いの目をぱっちりと、睫毛を裂いたように黒目勝なので睨むようにした。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
作例 · 標準
彼の大きな黒目は、まるで夜空の星のように輝いていた。
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子供の純粋な黒目は、好奇心に満ちて周りを見つめている。
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レンズ越しの黒目を見つめ、被写体の感情を読み取ろうとした。
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