浮気性
うわきしょう
名詞-の形容詞名詞
標準
prone to adultery
文例 · 用例
極端な浮気性というものを私はピカソにおいて発見する。
— 小出楢重 『油絵新技法』 青空文庫
性来の浮気性で、脂ぎつた、賑やかなことにふつゝり訣別できる伝蔵ではなかつた。
— 坂口安吾 『波子』 青空文庫
富子は芸者の生態に反感をいだいたことが失敗のもとで、若い美男子の好きなのが自分の本音であり、実際は芸者と同じやうに自分も浮気性なので、だから飜然本然の自分に立ちかへつてやり直してやれ、と考へた。
— 坂口安吾 『金銭無情』 青空文庫
浮草稼業の政治家だの芸術家はいくら有名でもいつ没落するかも知れないし貧乏で浮気性で高慢で手に負えないシロモノだという。
— 坂口安吾 『青鬼の褌を洗う女』 青空文庫
フランス人は浮気性だから、二、三日で忘れる。
— THE MASTER CRIMINAL 『悪の帝王』 青空文庫
お兼は子を産まないためか、肌の艶もよく、浮気性の女に共通の嬌めかしさ、誘惑的な声と身ぶり、言葉よりずっと明確に意志を伝える眼つき、などをもっていた。
— 山本周五郎 『青べか物語』 青空文庫
「浮気性という女だ、もう逢うまい」 何度も、心では省みながら、お蔦の誘惑に勝てなかった。
— 吉川英治 『松のや露八』 青空文庫
お島は、浮気性で、まだ肩揚げもとれないうちから、町の男たちと、ほッつき歩き、親をすてて家出してからも、十幾年という間、風の便りも断っていた。
— 吉川英治 『大岡越前』 青空文庫
作例 · 標準
例句