欲情
よくじょう
名詞動詞-サ変頻度ランク #39026 · 青空 171 例
標準
passion
文例 · 用例
かつて欲情の否定を知らず汝の欲情するものを彈劾せり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
百たびも牙を鳴らしてわれの欲情するものを噛みつきつつさびしき復讐を戰ひしかな!
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
よし人生は過失なるも、我が欲情するものは過失に非ず。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
例へばあの芥川君の追悼文で、僕が何を熱情し、何を人生について憂鬱し、且つ欲情し、且つ訴へ嘆いてゐるかを、あれについて讀み得る讀者は、僕の「詩」を知り得たのである。
— 萩原朔太郎 『常識家の非常識』 青空文庫
僕がもし君を許すならば、僕が「新しき欲情」の昔から敵として戰つてきた、一切の不潔感を許さなければならなくなる。
— 萩原朔太郎 『室生犀星に與ふ』 青空文庫
欲情的に声をふるわせてミサコが云う。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
そして、欲情と云ふよりも、寧ろ不思議の世界に對してそそられた好奇心から、妙に自分を力づけるやうな努力的な氣持で私は云つた。
— 南部修太郎 『ハルピンの一夜』 青空文庫
と、その刹那に私の眼にまざまざと映つたのは、ほの白んだ女の顏に、欲情に燃えながら輝いてゐた、まん丸い二つの眼であつた。
— 南部修太郎 『ハルピンの一夜』 青空文庫
作例 · 標準
若者の間に、隠しきれない欲情が渦巻いていた。
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彼は、禁断の果実への欲情を抑えきれなかった。
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芸術家は、時に激しい欲情を作品に昇華させる。
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