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淫欲

いんよく
名詞
1
標準
sexual desire
文例 · 用例
自由の利く者は誰しも享楽主義になりたがるこの不穏な世に大自由の出来る身を以て、淫欲までを禁遏したのは恐ろしい信仰心の凝固りであった。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
羝羊は淫欲食欲のほかに何が多く有らうぞやだ。
幸田露伴 努力論 青空文庫
淫欲にも克ち、食欲にも克ち、人の禽獸と同じき所以のものを超越して、そして人の禽獸と異なる所以のものを發輝しようと努めて居るのが、人類の血を以て描いた五六千年の歴史である。
幸田露伴 努力論 青空文庫
そこで、或人は動物と同一なる低級約束たる淫欲を辭し、或人は食味の嗜欲を辭し、或人は耳目の娯樂を辭し、或人は瞋恚爭鬪を辭し、或人は愚癡愛執を辭し、或人は身命を愛するの大慾をも辭して居る。
幸田露伴 努力論 青空文庫
羝羊は淫欲食欲のほかに何が多く有ろうかだ。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
淫欲にも克ち、食欲にも克ち、人の動物と同じ状態を超越して、そして人が動物と異なる状態を発輝しようと努めているのが、人類の血を以って描いた五六千年の歴史である。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
そこで、或る人は動物と同じ低級約束の淫欲を辞退し、或る人は食味の嗜欲を辞退し、或る人は耳目の娯楽を辞退し、或る人は怒りや争いを辞退し、或る人は愚痴や愛欲を辞退し、或る人は身命を惜しむ大慾をも辞退している。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
それを察しているから、お勢がこのような危い境に身を処きながら、それには少しも心附かず、私欲と淫欲とが爍して出来した、軽く、浮いた、汚わしい家内の調子に乗せられて、何心なく物を言っては高笑をする、その様子を見ると、手を束ねて安座していられなくなる。
二葉亭四迷 浮雲 青空文庫
作例 · 標準
彼は自らの地位を利用して、心の底に渦巻く淫欲を満たそうと画策した。
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「はあ、あいつも結局は淫欲に負けて、あんなスキャンダルを起こしたのか」
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修行僧たちは、日々の厳しい規律の中で、込み上げる淫欲を断ち切るべく己を律した。
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