無終
むしゅう異読 むじゅう
名詞
標準
endlessness
文例 · 用例
四面に海をめぐらす大八州国に数千年住み着いた民族の遠い祖先からの数限りもない海の幸いと海の禍いとの記憶でいろどられた無始無終の絵巻物である。
— 寺田寅彦 『俳句の精神』 青空文庫
それで無終無限の道程をたどり行く旅人として見た時にプトレミーもコペルニクスもガリレーもニュートンも今のアインシュタインも結局はただ同じ旅人の異なる時の姿として目に映る。
— 寺田寅彦 『相対性原理側面観』 青空文庫
ひよつとしたら花は思想以前のものであらうか、実感上に蟠る、無始無終、美の一大事因縁なのではあるまいか。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
無始……一、一、一、一、一、一、一、……無終。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
これを換畫して、無始……一、一の次の一=第二、一の次の次の一=第三、第四、第五、第六……無終としても同じことである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
又無始……甲、乙、丙、丁……無終としても同じことである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
これを換言して、無始……一、一の次の一=第二、一の次の次の一=第三、第四、第五、第六……無終としても同じことである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
また無始……甲、乙、丙、丁……無終としても同じことである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
作例 · 標準
夜空に広がる星々は、まるで無終の宇宙を語っているかのようだ。
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哲学者は、人間の生と死のサイクルを無終の繰り返しと捉えた。
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彼の探究心は無終で、常に新しい知識を求めてやまない。
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