辟易
へきえき異読 ヘキエキ
動詞-サ変動詞-自動詞名詞頻度ランク #21496 · 青空 428 例
標準
to be fed up (with)
文例 · 用例
そして今彼に対面する者は、彼をただ友人とのみ考へるなら、余りに肉親的な彼の温柔性に辟易しなければならない破目になるだらう。
— 中原中也 『夭折した富永』 青空文庫
「あたしたちのして来たことは、まるで行燈をつけては消し、消してはつけるようなまどろい生涯だった」 彼女はメートルの費用の嵩むのに少なからず辟易しながら、電気装置をいじるのを楽しみに、しばらくは毎朝こどものように早起した。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
だが蒔田の家には子供が多いし、こまこました仕事は次から次とあるし、辟易していた矢先だったのですぐに老妓の後援を受け入れた。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
ある日偶然上野の精養軒の待合室で初めてJOAKの放送を聞いたが、その拡声器の発する音は実に恐るべき辟易すべきものであった。
— 寺田寅彦 『ラジオ雑感』 青空文庫
この女の人は平常可愛い猫を飼っていて、私が行くと、抱いていた胸から、いつもそいつを放して寄来すのであるが、いつも私はそれに辟易するのである。
— 梶井基次郎 『愛撫』 青空文庫
新聞の科学記事でいちばん科学者を辟易させるものはいわゆる「世界的大発見」や「大発明」の記事である。
— 寺田寅彦 『ジャーナリズム雑感』 青空文庫
どうかして間違ってこの災害にかかると、当人は冷や汗を流して辟易し、友人らはおもしろがってからかうのである。
— 寺田寅彦 『ジャーナリズム雑感』 青空文庫
「あたしたちのして来たことは、まるで行燈をつけては消し、消してはつけるようなまどろい生涯だった」 彼女はメートルの費用の嵩むのに少からず辟易しながら、電気装置をいじるのを楽しみに、しばらくは毎朝こどものように早起した。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
作例 · 標準
上司の自慢話が毎日あまりに長すぎるため、部下たちは内心で辟易しながら話を聞いている。
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通勤路で繰り返される激しい交通渋滞に辟易し、ついに自転車で通うことに決めた。
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連日のように報道される政治家の不祥事には、善良な市民もいい加減辟易している。
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標準
to be stumped
作例 · 標準
記者からの鋭い質問を矢継ぎ早に浴びせられ、広報担当者は辟易して言葉を詰まらせた。
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あまりに複雑で難解な数式の羅列を前にして、一流の数学者さえも辟易した様子を見せた。
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相手の巧妙な論理のすり替えによって、こちらが反論する隙を失い、辟易して黙り込む。
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標準
to wince
作例 · 標準
換気扇から強烈な焦げ臭い匂いが漂ってきて、思わず鼻をつまんで辟易した。
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静まり返った館内に響き渡った突然の爆音に、観客たちは辟易して身をすくめた。
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友人から予期せぬ痛烈な皮肉を投げかけられ、彼は一瞬だけ辟易した表情を浮かべた。
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