如才ない
じょさいない
形容詞
標準
tactful
文例 · 用例
」 馴れて如才ない扱ひに、苦つた顔してうなづいて、「戴いて置け。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
」 如才ないお政は絶えず笑顔を見せているが、対手は甚だ迷惑に感じた。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
それに返して、「人よりもわきて嬉しきいづみかな雪げの水のまさるなるべし」など詠んでいるところは、実に好くいえば如才ない、悪く云えば世智に長けた女である。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
「手前どもで、」と男衆は如才ない会釈をする。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
蝶子、おまえの上部は明朗で如才ない。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
此の邸宅が現わす感じのように典型的の英国人であるガルスワーシーは一見|気難しやのようで実は如才ない苦労人だということがつき合って行くうちに判って来る。
— 岡本かの子 『ガルスワーシーの家』 青空文庫
其の額にはガルスワーシーが畏敬と如才ない愛想の筆致でもって戯画化されて居た。
— 岡本かの子 『ガルスワーシーの家』 青空文庫
」「風采はあがらないが、あれでなかなか如才ない方でしょう。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の如才ない言葉遣いは、場の空気を和ませる力があった。
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彼は初対面の人にも如才なく接するので、すぐに打ち解けることができる。
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「どうもありがとう」と、彼は如才なくお礼を言った。
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