変電所
へんでんしょ
名詞
標準
transformer substation
文例 · 用例
二人の子供は、コムプレッサー、鍛冶場、変電所、見張り、修繕工場、などを見て歩いたが、その親たちは見当らなかった。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
塗装せずに、コンクリートむきだしで仕上げたら、変電所とまちがえるだろう。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
枯草あたたかう犬は戻つてきてゐる(Sよ) こころむなしく日向をあるく・もいではすする熟柿のぬくとさは・空のふかさへ変電所の直角形(改作)・あかるくするどく百舌鳥はてつぺんに 十月十五日曇、時々雨となる。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
・みごもつてよろめいてこほろぎのいのち・日向ぼつこはなごやかな木の葉ちつてくる・ゆふかぜのお地蔵さまのおててに木の実・日かげいつか月かげとなり木かげ 空が風が秋ふかうなる変電所の直角形(改作) 十月十八日晴、自省あるのみである、苦しめるだけ苦しめ。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
柿もたわわに村一番の物持の屋敷で・灯影が水に、落葉する樹もありて・バスト汽車と寒い灯が灯が走りくる・ふけて戻ればたどんがひそかに燃えてゐた 湯田一句追加・山山もみづりそのなかよい湯のわくところ・しぐれてはそこらで山羊のなく変電所 十一月八日晴曇さだめなくしぐれる、いはゆる秋の空だ。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
ただ一つ濃い闇を四角に仕切ってポカッと起きているのは、厚い煉瓦塀をくりぬいた変電所の窓で、内部には瓦斯タンクの群像のような油入変圧器が、ウウウーンと単調な音を立てていた。
— 海野十三 『白蛇の死』 青空文庫
今、全く人気の無いこの大きい酒倉のような変電所の中では、ただ機械だけが悪魔の心臓のように生きているのであった。
— 海野十三 『白蛇の死』 青空文庫
はっきり覚えてはいないけれど、たしか誰も見えませんでした」 が、其時何故か変電所の四角な窓が、爛々と輝いていた事を青年は不図思い浮べた。
— 海野十三 『白蛇の死』 青空文庫
作例 · 標準
郊外にある巨大な変電所の敷地内には、たくさんの碍子やトランスが規則正しく並び、微かなうなり音を立てている。
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新しい住宅地の開発に伴い、その地域に安定して電力を供給するための無人の変電所が新たに建設された。
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台風の強風で飛んできたトタン屋根が変電所の設備に直撃し、周辺の町一帯が広範囲にわたって停電してしまった。
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ウィキペディア
変電所(へんでんしょ)は、電力系統中で電気の電圧や周波数の変換(変電)を行い、各系統の接続とその開閉を行って、電力の流れを制御する電力流通の拠点となる施設である。英語の "(electrical) substation" の文字を取り、SSまたは、S/Sと略される。
出典: 変電所 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0