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小刻み

こきざみ
名詞形容動詞頻度ランク #30806 · 青空 330
1
標準
mincing
文例 · 用例
水平に持って歩いていた網を前下がりに取り直し、少し中腰になったまま小刻みの駆け足で走り出した。
寺田寅彦 鴫突き 青空文庫
思いがけなく、落葉松の森林から鐘が鳴った、小刻みな太鼓が木魂のように、山から谷へと朝の空気を震撼した。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
風がひゅうと鳴って雪がぱっとつめたいけむりをあげますと、一郎は少し立ちどまるやうにし楢夫は小刻みに走って兄に追ひすがりました。
宮沢賢治 ひかりの素足 青空文庫
伏目になったおぬいさんの前髪のあたりが小刻みに震えるのを見たけれども、そして気の毒さのあまり何か言い足そうとも思ってみたけれども、園の心の中にはある力が働いていてどうしてもそうさせなかった。
有島武郎 星座 青空文庫
おぬいさんの家から遠ざかるにしたがって、小刻みに震う前髪がだんだんはっきりと眼につきだして、とうとうそのまま歩きつづけてはいられなくなったからだ。
有島武郎 星座 青空文庫
はたしておぬいさんが小刻みに駈けるようにして母の後ろまで来ると、その蔭に倚りそって坐るが早いか頭を下げた。
有島武郎 星座 青空文庫
……それと見て、つかつかと、小刻みながら影が映す、衣の色香を一目見ると、じたじたとなって胴震いに立窘むや否や、狼狽加減もよっぽどな、一度駆出したのを、面喰って逆戻りで、寄って来る清葉の前を、真角に切って飛んで遁げた、赤熊の周章てた形は、見る見る日本橋の袂へ小さくなって、夜中に走る鼬に似ていた。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
思わず、えへんと咳をして、御老体が覗いてござった障子の破れめへそのまま手を掛けて、お開けなさると、するりと向うへ、お桂様は庭の池の橋がかりの上を、両袖を合せて、小刻みにおいでなさる。
泉鏡花 怨霊借用 青空文庫
作例 · 標準
スパイスの香りを立たせるため、生姜を小刻みにして鍋に投入した。
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秘密の文書を見つからないよう、シュレッダーで小刻みに裁断した。
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裁縫箱からハサミを取り出し、古布を小刻みに切って雑巾を作った。
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2
標準
short and repeated (movements; e.g. trembling, quick steps)
作例 · 標準
初めての舞台に上がる直前、彼の膝は小刻みに震えていた。
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地面が小刻みに揺れ始め、周囲の人々は不安そうに顔を見合わせた。
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寒さに耐えかねて、少女は小刻みに肩を揺らしながら走った。
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3
標準
gradual
作例 · 標準
「一気にやろうとせずに、小刻みに目標を立てて進めていこう」
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バスが渋滞に巻き込まれ、小刻みな停車を繰り返しながら進んでいく。
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休憩を小刻みに入れることで、長時間の勉強でも集中力を切らさずに済んだ。
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