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四輪車

よんりんしゃ
名詞
1
標準
automobile
文例 · 用例
――澄みゆく紅き音色の揺曳このとき、玻璃も真黒に四輪車軋るはためき、獣の温き肌の香過ぎりぬ。
北原白秋 邪宗門 青空文庫
いつしかに、暮るとしもなき※あかり、七月の夜の銀座となりぬれば静こころなく呼吸しつつ、柳のかげの銀緑の瓦斯の点りに汝もまた優になまめく、四輪車の馬の臭気のただよひに黄なる夕月もの甘き花※子の薫してふりもそそげば、病める児のこころもとなきハモニカも物語のなかに起りぬ。
北原白秋 東京景物詩及其他 青空文庫
台の下に四輪車のついたものが精米をやっている米屋の裏の方へつづいているレールの上に置いてある。
宮本百合子 この初冬 青空文庫
下半身不随のこの老史学者は、ちょうど傷病兵でも使うような、護謨輪で滑かに走る手働四輪車の上に載っているからだった。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
なお、その手働四輪車は、前部の車輪は小さく、後部のものは自転車の原始時代に見るような素晴らしく大きなもので、それを、起動機と制動機とで操作するようになっていた。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
僕は貴方の肉体でなく、その手働四輪車と敷物だけを見ているのです。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
何故なら、ほとんど音の立たない、手働四輪車の機械力が必要だったからで、それがまず、敷物に波を作って縮め重ねてゆき、終いには、博士を扉に激突させたからでした。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
そういうすべての要素を具備しているのが、この手働四輪車でして、その犯行は寸秒の間に、声を立てる間がなかったほど恐ろしい速度で行われたのでした。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
作例 · 標準
都心では四輪車を所有する維持費が高いため、カーシェアを利用する人が増えている。
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排気ガスによる大気汚染を防ぐため、電気で走る四輪車の普及が急がれている。
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四輪車が増えすぎたせいで、休日のバイパスはいつも大渋滞が発生している。
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