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何度となく

なんどとなく
副詞
1
標準
time after time
文例 · 用例
これらの話は、柳家小さんの落語のごとく、クライスラーのクロイツェルソナタのごとく実に何度となく同じ聴衆の前に繰返されて、そうしてその度ごとに新しくその聴衆を喜ばしたものである。
寺田寅彦 重兵衛さんの一家 青空文庫
現在の地震学上から判断される限り、同じ事は未来においても何度となく繰返されるであろうということである。
寺田寅彦 津浪と人間 青空文庫
これに対しては出来るだけの応急救済法を講じなければならないことは勿論であるが、同時にまた将来いつかは必ず何度となく再起するにきまっているこの凶変に備えるような根本的研究とそれに対する施設を、この機会に着手することが更に一層必要であろうと思われる。
寺田寅彦 新春偶語 青空文庫
その瞬間に子供の時から何度となく母上に聞かされていた土佐の安政地震の話がありあり想い出され、丁度船に乗ったように、ゆたりゆたり揺れるという形容が適切である事を感じた。
寺田寅彦 震災日記より 青空文庫
何度となく警告しに来た青年団員がおしまいに少し腹を立てたらその時だけ消した。
寺田寅彦 KからQまで 青空文庫
それと同時に、彼は前へのめつたり、左へのめつたり、その上またシャツの襟までが彼を苦しめ出したかのやうに、といつて、高くさし伸べてゐる手はまだなかなかその仕事をすませさうもないかのやうに、自分の頸を何度となく伸ばしたり縮めたりしてゐました。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 巴里の手紙 青空文庫
何度となく繰り返されます。
国木田独歩 あの時分 青空文庫
「男らしさ」への義理立てだけといつた風に振り上げられたその兒の弱々しい拳や、歪められた顏や、殊にけんけんで踊る樣にした恰好が何度となく眼に浮んで來た。
梶井基次郎 矛盾の樣な眞實 青空文庫
作例 · 標準
彼は何度となく困難に直面してきたが、その度に不屈の精神で乗り越えてきた。
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幼い頃、母から何度となく聞かされた昔話を、今でも鮮明に覚えている。
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この曲は何度となくラジオで流れていたので、いつの間にかサビを口ずさんでいた。
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何度となく(なんどとなく) — 幻辞.com