口舌
こうぜつ
名詞名詞-の形容詞
標準
manner of speaking
文例 · 用例
その覚悟が出来たのちも彼は尚口舌の慾を貪ることを忘れはしなかつたのである。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
七出というのは、子無きが一、淫佚が二、舅姑に事えざるが三、口舌多きが四、盗窃が五、妬忌が六、悪疾が七である。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
これに対しては定基の方からは、口舌、妬忌の二条を挙げて兎角を云うことも出来るわけだが、定基今差当って必ずしも妻を出そうと主張しているのでも無いから、やはり何も云わず黙っていたろう。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
此の戦は単に口舌にとどまらず、腕力を以て最後の勝敗を決する。
— 夫婦 『南島譚』 青空文庫
妻の口舌と腕力とによる日毎の責苦の外に、斯かる動かし難い証拠を前にして、彼は、本当に妻が正しく己が不正なのかも知れぬという良心的な懐疑に迄苦しまねばならなかった。
— 夫婦 『南島譚』 青空文庫
▼山田清三郎氏は、自分はこれまで左翼的文章と口舌とで生きてきたが、いまこゝに転向更生して新しい実践に移るのだと、その更生の目標を大陸建設にをいたわけだ。
— 大波小波 『小熊秀雄全集-20』 青空文庫
でなければ遂に口舌の徒に終るだらう。
— 大波小波 『小熊秀雄全集-20』 青空文庫
婦人ヲ口舌ノ鬪爭ニ慣習セシムルハ其天性ヲ殘賊スルコト之ヲ戰場ニ用ユルヨリモ甚シ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
作例 · 標準
彼の口舌は巧みで、聴衆を惹きつけ、人々に共感を抱かせるのが得意だ。
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政治家には、国民の心を掴むような、説得力のある口舌が求められる。
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「口舌ばかりで行動が伴わない人を、私はあまり信用できないな。」
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