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余命

よめい
名詞頻度ランク #19034 · 青空 174
1
標準
remainder of one's life
文例 · 用例
街道の並木の松さすがに昔の名残を止むれども道脇の茶店いたずらにあれて鳥毛挟箱の行列見るに由なく、僅かに馬士歌の哀れを止むるのみなるも改まる御代に余命つなぎ得し白髪の媼が囲炉裏のそばに水洟すゝりながら孫|玄孫への語り草なるべし。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
その結果は、帝国主義ブルジョアジーが、一日だけ余命を長く保って、労働者農民の頭を一日だけより長く抑えつけているということになるのだ。
黒島傳治 入営する青年たちは何をなすべきか 青空文庫
そしてたとえせいぜい幾年生き延びたところで永遠の死に対してはその余命は無に等しい。
寺田寅彦 ルクレチウスと科学 青空文庫
自分は出来る丈余命のあらん限りを最善に利用したいと心掛けてゐる。
夏目漱石 点頭録 青空文庫
その内寛永十四年|嶋原征伐と相成り候|故松向寺殿に御暇相願い、妙解院殿の御|旗下に加わり、戦場にて一命相果たし申すべき所存のところ、御当主の御武運強く、逆徒の魁首天草四郎時貞を御討取遊ばされ、物数ならぬ某まで恩賞に預り、宿望相遂げず、余命を生延び候。
森鴎外 興津弥五右衛門の遺書(初稿) 青空文庫
湊屋仁三郎の余命がモウ幾何もない。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
家康が、余命|幾何もなきを知り、自分の生前に処置しようと考え始めたことがハッキリ分る。
菊池寛 大阪夏之陣 青空文庫
江戸幕府の構成 徳川家康は、秀吉の死後十五年も待つてゐたが、余命が幾ばくもないことを覚つて、遂に秀吉の子秀頼を大坂城に攻滅した。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
作例 · 標準
医師から余命宣告を受け、彼は残された時間を大切に生きることを決めた。
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彼女は、余命わずかと知りながらも、最後まで希望を捨てなかった。
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余命を全うするために、故郷で静かに暮らすことを選んだ。
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