下僕
げぼく
名詞頻度ランク #32551 · 青空 603 例
標準
manservant
文例 · 用例
そうした夫婦の会話は女中や下僕にはもちろんのこと、子供たちにさえもよく解らなかった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
即ち西洋の王樣が日本では下僕になつてゐるわけで、日本に生れて詩人と呼ばれる人間ほど、不運で氣の毒な宿命はない。
— 萩原朔太郎 『詩に告別した室生犀星君へ』 青空文庫
タキシードを着た富豪の下僕や雇人等は、乞食の客人を見て吃驚し、主人の制止も聞かないふりで、戸外へ掴み出さうとするのである。
— 萩原朔太郎 『酒に就いて』 青空文庫
彼は大聲で下僕を呼び、すぐに此奴を戸外へ掴み出せと怒鳴るのである。
— 萩原朔太郎 『酒に就いて』 青空文庫
そんな時は、彼はいつも身のまはりから離したことのない、下僕や、小間使や、犬などを殘らず引きつれて、階上へ昇り、そして家扶が先に立つて、今は亡きかれの母の逝去の部屋の中へはひり込まなければ承知しなかつた。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から』 青空文庫
いろ/\の厚き待遇を受けた後、夜の八|時頃になると、當家の番頭手代をはじめ下婢下僕に至るまで、一同が集つて送別の催をする相で、私も招かれて其席へ連なつた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
下僕と二人で這入って参ります。
— 押川春浪 『月世界競争探検』 青空文庫
御者と下僕と先乗りが、――そうです、先乗りまでがいたんですよ――みんな、金の冠をかぶって、ひかえていました。
— ――七つのお話からできている物語―― 『雪の女王』 青空文庫
作例 · 標準
彼は自分のことを女王様だと思い込んでいる彼女に、忠実な下僕のように仕えている。
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わがままな主人の命令に絶対服従し、どんな無理難題も黙々とこなす下僕の姿には同情を禁じ得ない。
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宝くじに当たった途端、周りの人間を自分の下僕であるかのように扱い始めた彼の豹変ぶりに驚いた。
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