祝着
しゅうちゃく
名詞
標準
congratulations
文例 · 用例
曰く、不束なる女ども、猥に卿等の栄顧を被る、真に不思議なる御縁の段、祝着に存ずるもの也。
— 泉鏡太郎 『甲冑堂』 青空文庫
然るに御家來に天晴器量人候とな、祝着申す。
— 泉鏡太郎 『十萬石』 青空文庫
――御利益、――御奇特、祝着に存じ奉る。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
こんど貝の火がお前さまに参られましたそうで実に祝着に存じまする。
— 宮沢賢治 『貝の火』 青空文庫
無事にお届が相済んで祝着この上もない……まず一献……」 贋せ侍斬りに就いて大目附へ出頭した紋服姿の石月平馬と、地味な木綿縞に町の低い役袴を穿いた三五屋、佐五郎老人が、帰り道に招かれて夕食の饗応を受けていた。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
曰く、不束なる女ども、猥に卿等の栄顧を被る、真に不思議なる御縁の段、祝着に存ずるものなり。
— 泉鏡花 『一景話題』 青空文庫
道中つつがのうございまして、祝着至極にござります」 まことにどうもこの、豆州か、というような鷹揚で、威厳があって、それでいてじゅうぶんに親しみのある呼び方なぞというものは、お三家のかたででもなくては、なかなかこんなふうに板にはつかないものですが、しかるに、そのごあいさつのさいちゅうです。
— 七化け役者 『右門捕物帖』 青空文庫
さらばじゃ」「主水之介どの今宵のお手柄、祝着に存ずる。
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
作例 · 標準
「お孫さんが無事に大学を卒業されたとのこと、誠に祝着至極に存じます」
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殿様は家臣の功績を称え、「大儀であった。敵を討ち取ったとは祝着である」と言い渡した。
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時代劇のセリフで、めでたい知らせを聞いた武士が「それは祝着であるな」と微笑むシーンが好きだ。
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