錦上
きんじょう
名詞
標準
crowning beauty with even greater glory
文例 · 用例
到底その任にあらざることは知りながら、ことわることのいたって下手な小生のこととて、ついうかうかとひき受けて、この駄文を草し、可惜錦上枯木を添ふるの不風流をあえてした。
— 平林初之輔 『甲賀三郎『琥珀のパイプ』序』 青空文庫
それに、まぐろの脂肪がすこぶる濃厚でありながら、少しも後口に残らぬという特徴があって、まさに東京名物として錦上花を添えている。
— 北大路魯山人 『握り寿司の名人』 青空文庫
所謂錦上更ニ花ヲ加ル者、蓋亦絶テ無クシテ僅ニ有ル者ナリ。
— 永井荷風 『上野』 青空文庫
それが成功すれば、旅楽に錦上花を添えるべきものとして彼はその目的を重大視してはいたが、また失敗しても旅楽を傷つけはしないだろうと考えていた。
— THE SINS OF PRINCE SARADINE 『サレーダイン公爵の罪業』 青空文庫
「これを聞けば、梁山泊の一統も、錦上さらに花を添えるものと、双手をあげて迎えるでしょう。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫