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物狂

ぶっきょう
名詞-の形容詞名詞
1
標準
mad
文例 · 用例
春先の植物界はどんなに恐ろしく物狂わしいものであろう。
寺田寅彦 春六題 青空文庫
大衆はのっけに打ってかかってもいいようなものの、昭青年の意気込みには、鯉魚と答える一筋の奥に、男が女一人を全面的に庇って立った死物狂いの力が籠っています。
岡本かの子 鯉魚 青空文庫
自分の怪しう物狂おしいこの一篇の放言がもしやそれと似たような役に立つこともあれば、それによって幾分か僭上の罪が償われることもあろうかと思った次第である。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
革鞭と樫の棒との間斷なき脅威、粗食と過勞と濕氣のための病氣――反抗の氣力も、性格さへもなくしてしまつた人夫達が、最後に解放されて吹雪のなかへ出てゆき、死物狂の復シユウに立ち歸るまでのことが重々しい印象で書かれてゐる。
------------------------------------------------------- 『戰旗』『文藝戰線』七月號創作評 青空文庫
私は花田君子柳の下に棄てて、カバレット銀座、未来の情婦、万国の血をみて狂うメイ・フレデリック、私を見るや彼女の情熱死物狂い(その頃喫茶店インタナショナルの芸術家は珈琲とフランス菓子に驚歎して昆虫類が今後人間に代ってエゴイズムと排他主義、実行する。
Love on Drought 恋の一杯売 青空文庫
すると忽ち女は死物狂い、僕に倒れかかった。
吉行エイスケ 飛行機から墜ちるまで 青空文庫
あまりの嘆きに取りつめて母の奥方は物狂おしくなった。
奥女中 半七捕物帳 青空文庫
物狂おしい奥方は、替え玉のお蝶を夜も昼もときどき覗きに来て、死んだ姫の魂が再びこの世に呼び戻されたものと思っているらしく、それからは忘れたようにおとなしくなった。
奥女中 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
彼は愛する人を失い、まるで物狂のように街を彷徨っていた。
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その武将は敗戦のショックから物狂のようになり、家臣たちを困惑させた。
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嫉妬のあまり物狂となった彼女の目は、恐ろしいほど血走っていた。
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2
標準
very surprised
作例 · 標準
突然の指名に、彼は物狂になって言葉を詰まらせた。
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予想外の出来事が連続し、現場は一時、物狂の騒ぎとなった。
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隠していた秘密がバレて、彼女は物狂になって言い訳を並べ立てた。
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