南限
なんげん
名詞
標準
southern limit (esp. of the distribution of a plant or animal)
文例 · 用例
御岳を尾根づたいに南下すると三国山と云って、ヒダ、シナノ、ミノ、三国の境、そのヒダ側が竹原村で、そこが尾根から低地へ降りる南限の地点と想像される。
— 飛騨・高山の抹殺――中部の巻―― 『安吾の新日本地理』 青空文庫
東京から見られる山の南限は天城山であろう。
— 木暮理太郎 『望岳都東京』 青空文庫
南限界線に近いので、三日月は糸のように細い半円弧にはならず、ある程度細くなると、それからはだんだん短くなってゆく。
— 中谷宇吉郎 『日食記』 青空文庫
しかし、鳥小屋がこわされて、ニワトリが、いなくなった家が、なんげんもあるんだし、牛が、高いところからおとされでもしたように、足をおって、死んでしまったこともあるし、畑の土が、たたみ一|畳じきもあるような大きな手で、えぐりとられているところが、二つも三つもある。
— 江戸川乱歩 『天空の魔人』 青空文庫
作例 · 標準
この高山植物の自生地としての南限は、信州のこの山脈だと言われている。
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流氷が観測される南限はオホーツク海沿岸であり、それより南では滅多に見られない。
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温暖化の影響で、本来なら南限だった地域を越えて北上する魚種が増えている。
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