雲高
うんこう
名詞
標準
height of clouds
文例 · 用例
海を越えたる百萬の大御軍の雄叫びは旗雲高くさしのぼる日にこそ勇めまのあたり。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
漣の寄する渚に桜貝の敷妙も、雲高き夫人の御手の爪紅の影なるらむ。
— 泉鏡花 『一景話題』 青空文庫
黒雲高くおほ空の照る日の影を呑みけして紅蓮の焔すさまじく巖も熔くる火のみ山あめつちわかぬ渾沌のおもかげ君はこゝに見む。
— 土井晩翠 『天地有情』 青空文庫
山端の北手に高野村といふ處がありますが、其處に出雲高野神社といふものがあつたといふことであります。
— 内藤湖南 『近畿地方に於ける神社』 青空文庫
それが出雲高野神社であるといふことを、色々神社の研究をした人が考證して居ります。
— 内藤湖南 『近畿地方に於ける神社』 青空文庫
東海より朝日差すところ朝雲高くそびゆる富岳をもって象徴せられた日本は滅亡した。
— 永井隆 『長崎の鐘』 青空文庫
光りつつ秋雲高く消えにけり 私は二度言い遺し、そのまま最後の昏睡に落ちていった。
— 永井隆 『長崎の鐘』 青空文庫
雲高き野分の跡の入日かな 空能 野分がやみ方になって、一しきり赤い夕日が西の空を染める。
— 柴田宵曲 『古句を観る』 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア曖昧さ回避
雲高(うんこう) 雲の最も低い底の部分、雲底のこと。雲底高度。 雲の最も高い頂点の部分、雲頂のこと。雲頂高度。 ある雲の存在する平均的高さのこと。 雲底から雲頂までの高さ。
出典: 雲高 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0