責任回避
せきにんかいひ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
avoidance of responsibility
文例 · 用例
真に人間の心と体とが暖り合う家庭を破壊しながら、あらゆる社会的困難が発生すると、女子はすぐ家庭へ帰れるかのように責任回避して語られる。
— 宮本百合子 『合図の旗』 青空文庫
「女子労務者の大部分は家庭に復帰するのである」と言い切っているということは、何という厚顔な責任回避であろう。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫
彼の「客観」の理論の底には、このような心理的な人間的責任回避の動機をひそめている。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
」「……どっち道手術しなけりゃなりませんな」 明らかに責任回避の態度を示す医者をとりかこんで皆がドヤドヤ出て行った。
— 宮本百合子 『刻々』 青空文庫
*142 通用させるためには、また、より正確であるためにはわれわれは責任回避のための狡智の眼を加えて、精神の忠実な狩猟の獲物でさえ、「試み」として「一実験」として片づけてしまわねばならぬということ。
— 原口統三 『二十歳のエチュード』 青空文庫
与えられた道を行くことは、『束縛』があると共に『責任回避の安心』から来る緊張の弛みがある。
— 原口統三 『二十歳のエチュード』 青空文庫
逸見が党内分裂して急進派、非急進派に分れていた、それが査問の動機となったというようなことは、組織部会で自身が大泉が変だと秋笹に云い、宮本には黙っていようと云った事実に反する、彼自身白テロ調査委員会の責任者であったことも事態を糊塗するために責任回避されている。
— 一九四四年(昭和十九年) 『日記』 青空文庫
それを精神病と見てしまうのは、いくらか責任回避のきらいがある。
— 和辻哲郎 『漱石の人物』 青空文庫
作例 · 標準
彼は常に責任回避ばかりしていて、誰も彼を信用しなくなった。
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問題発生時に責任回避をするような態度は許されない。
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チーム内で責任回避が横行すると、プロジェクトは停滞する。
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