象牙
ぞうげ
名詞頻度ランク #32178 · 青空 552 例
標準
ivory
文例 · 用例
瞳の焦点がさだかでなく、硝子製の眼玉のようで、鼻は象牙細工のように冷く、鼻筋が剣のようにするどかった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
桃色の象牙の塔 (久野豐彦氏) これの批評は差控へる。
— 梶井基次郎 『『新潮』十月新人號小説評』 青空文庫
象牙のような滑らかさがあって、生餅より、よっぽど歯切れがよかった。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
こういう職務に立つときの彼女の姿態に針一|突きの間違いもなく手間の極致を尽して彫り出した象牙細工のような非人情的な完成が見られた。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
妾は神経が昂ぶるのを抑えて、彼が持った小判型の象牙札を見詰めていたのです。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
その瞬間小判型の象牙札が投げられて、三十九の機会が賭博台から転げ落ちました。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
けれどもやがて月が頭の上に出て月見草の花がほのかな夢をたゞよはしフィーマスの土の水たまりにも象牙細工の紫がかった月がうつりどこかで小さな羽虫がふるふ。
— 宮沢賢治 『秋田街道』 青空文庫
そのバタというものの名前さえも知らず、きれいな切り子ガラスの小さな壺にはいった妙な黄色い蝋のようなものを、象牙の耳かきのようなものでしゃくい出してパンになすりつけて食っているのを、隣席からさもしい好奇の目を見張っていたくらいである。
— 寺田寅彦 『コーヒー哲学序説』 青空文庫
作例 · 標準
象牙細工の装飾品は、その独特の質感と美しさで人々を魅了する。
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古代の装飾品には、象牙がふんだんに使われていることが多い。
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「いやー、これは本物の象牙かな?すごく滑らかだね。」
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