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巨利

きょり
名詞
1
標準
huge profit
文例 · 用例
副業雨降りしぶくひるすぎを、  青きさゝげの籠とりて、巨利を獲るてふ副業の、   銀毛兎に餌すなり。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
A 少し横道に這入るやうですが、この頃は切りに邸宅開放だとか、農場開放だとか、それも本統の意味での開放でなく、所謂美名に隠れて巨利を貪つてゐるやうな、開放の仕方が流行つてゐるやうですが、いゝ気なものですな。
有島武郎 私有農場から共産農団へ 青空文庫
而してタヴェルニエーの『波斯紀行』四巻一章に、十七世紀にペルシア人欧州と琵牛の銅を重んじたが最も日本の銅を賞めたとあれば、日本の銅とペルシアの鮫皮と直接に易えたら善かったのだが、当時両国間の通商開けず、空しく中に立った蘭人に巨利をしてやられたのは残念でならぬ。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
―― この罷業影響としての棉製品の欠乏から、最も巨利を占めたのは、印度人の買占団と、支那人紡績の一団であった。
横光利一 上海 青空文庫
鉄飢饉の記事は新聞に目立っているのであるが、その飢饉によって巨利を占める人々が、茶席に坐って、鉄を生まぬ日本の風土が発生させた「さび」を賞玩するのを、愛する日本の伝統は、今日の風雅と称するのである。
宮本百合子 文学上の復古的提唱に対して 青空文庫
やがて半焼のビルの空室をかり受け、石村商事を開いて、軍関係やその他の闇物資で巨利を得た。
豊島与志雄 擬体 青空文庫
またかういふ種類の數多の病女を取り扱つてゐる、私の知つてる婦人病院の院長が、不景氣知らずの巨利を得てゐることも私は考へた。
正宗白鳥 素材 青空文庫
たがいに識見を交換し、結束をかたくして攘夷派の圧迫に耐え、一日も早く、日本をして文明の恩恵に浴さしめ、新時代を招来して、その波に乗って巨利を博そうという商魂志心。
蕃拉布 顎十郎捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
「その新薬開発は、製薬会社に巨利をもたらすだろうと期待されている。」
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「彼は一攫千金を狙い、ハイリスクな投資で巨利を得ようとした。」
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「数年前に仕込んだ株が、今になって巨利を生み出した。」
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「このビジネスチャンスは、我々に巨利をもたらす可能性を秘めている。」
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