チョッキ
チョッキ
名詞
標準
waistcoat
文例 · 用例
坊主刈りでチョッキを着ないドイツ人。
— ――朝と昼―― 『巴里のキャフェ』 青空文庫
」 若いお父さんは、その青白い時計をチョッキのポケットにはさんで靴をかたっと鳴らしました。
— 宮澤賢治 『氷と後光』 青空文庫
さてチョッキのみになりたるに心付き、床の上にある上着を取上げ着る。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
次にチョッキの隠袋から、何か小さなものを出して、火縄でそれに点火したのを、手早く筒口から投げ入れると、半秒足らずくらいの後に、爆然と煙が迸り出て、鈍い爆音が聞える。
— 寺田寅彦 『雑記(2)』 青空文庫
食欲に肥えふとって、なにか堅いチョッキでも着たような恰好をしている。
— 梶井基次郎 『冬の日』 青空文庫
それからチョッキのかくしからライターをぬき出して顔の正面の「明視の距離」に持って来ておいてパチリと火ぶたを切る。
— 寺田寅彦 『詩と官能』 青空文庫
「よもやそんなことはあるまい、あるまいけれど、な、わしの銅像をたてるとき、右の足を半歩だけ前へだし、ゆったりとそりみにして、左の手はチョッキの中へ、右の手は書き損じの原稿をにぎりつぶし、そうして首をつけぬこと。
— 太宰治 『葉』 青空文庫
」獅子はチョッキのかくしから大きながま口を出してせんべい位ある金貨を八つ取り出して象にわたしました。
— 宮沢賢治 『月夜のけだもの』 青空文庫
作例 · 標準
シャツの上にチョッキを一枚羽織るだけで、ぐっとおしゃれになる。
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釣りをする父のために、ポケットの多いチョッキを買ってあげた。
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フォーマルな場では、スーツのベスト、つまりチョッキを着用するのが一般的だ。
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