高域
こういき
名詞-の形容詞
標準
high frequency
文例 · 用例
「あら大きな波が来てよ」 と沖の方を見ていた妹が少し怖そうな声でこういきなりいいましたので、私たちも思わずその方を見ると、妹の言葉通りに、これまでのとはかけはなれて大きな波が、両手をひろげるような恰好で押寄せて来るのでした。
— 有島武郎 『溺れかけた兄妹』 青空文庫
男乞食がこういきり立つ傍で女乞食はどうしているのかと見ますと、たゞ普通に無表情で、牡鶏に護られるのが当然として蹴合いの傍でも余念なく餌を啄んでいる牝鶏のような澄ました態度を見せております。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
万事浮世はこういきてえものさ。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
万事世の中こういきてえなあ。
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫
」 吃驚するような大きな声でこういうと、「ウーム、うそにもせよ俺の分と手前の分だけ他の人よりいい給金をこしらえやがるなんて、ああ人間はこういきてえ。
— 正岡容 『小説 圓朝』 青空文庫
しばらく暇を貰って三国ヶ嶽へ往ってきたい――下谷練塀小路の道場で、こういきなり大次郎が願い出た時、師の法外はちょっと考えて、わしも一しょにと膝をすすめた。
— 林不忘 『煩悩秘文書』 青空文庫
彼は倉出し証書をそこへ置いて、蓑賀殿を執達吏のごとく追求している、「これは騙りですな、詐偽ですな」こういきまく、「どの店にも品物はありません、倉という倉はがらがらです、私は断言しますが、――」などと云っている。
— 忍術千一夜 第二話 『三悪人物語』 青空文庫
作例 · 標準
このヘッドホンは高域の伸びが非常にクリアで、女性ボーカルの繊細な息遣いまで綺麗に聞こえる。
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加齢に伴い、人間は耳の奥にある細胞が減少し、徐々に高域の音を拾いにくくなってくるという。
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イコライザーで高域を少し強調する設定に変えたら、全体の音がぱっと華やかで明るい印象になった。
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