音域
おんいき
名詞頻度ランク #21574 · 青空 31 例
標準
range (of a voice or instrument)
文例 · 用例
前者では往々たとえば一人の歌手の声が途中で破れていわゆる五色の声を出すような不快な感があるのに、後者では、いろいろの音域の肉声や楽器の音の集まった美しい快い合奏を聞くような感じを与えるのである。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
これでも芭蕉のは活殺自由のヴァイオリンの感じがあり、凡兆は中音域を往来するセロ、去来にはどこか理知的常識的なピアノの趣がなくはない。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
だいたい、この曲はウィンウッドが歌うから、カッコよく聴こえるんだよ」 慶一は、ギターが簡単なので、あまり困難を感じていないが、歌っている柾生は、音域だの声量だのヴォーカル・テクニックだのを考えて、暗い気分になっている。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
ジョンの音域はポールほど高くない。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
深く、豊かな低音域と、鈴の転がるような高音域をミクスした、一連のギブスン・ジャンボ・モデルに特有のコードが、非常口を支配する。
— 第3章 フルサークル、1991年 『45回転の夏』 青空文庫
ただ惜しむらくは、音域が余りに高かったようにも思われるし、終末近くになって、結尾の反響が、呟くがごとく聴えてくる――といったような見事な和声法は、作者自身|動悸を感じながら、ついになし得なかったのである。
— 小栗虫太郎 『白蟻』 青空文庫
ただ惜しむらくは、音域が余りに高かったようにも思われるし、終末近くになって、結尾の反響が、呟くがごとく聴えてくる――といったような見事な和声法は、作者自身動悸を感じながら、ついになし得なかったのである。
— 小栗虫太郎 『白蟻』 青空文庫
アルトとしても音域の広い方ではないが、それでも少し練習すれば普通のリードにはさしつかえなくなるであろう。
— 兼常清佐 『勝太郎』 青空文庫
ウィキペディア
音域(おんいき)とは、歌唱も含めて、演奏可能な音高の範囲を意味する言葉である。
出典: 音域 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0