霙
みぞれ
名詞
標準
sleet
文例 · 用例
霙は雨と雪の混じたもので、これも有りふれた現象である。
— 寺田寅彦 『凍雨と雨氷』 青空文庫
(英国で俗にスリートと言うのは我邦の霙である。
— 寺田寅彦 『凍雨と雨氷』 青空文庫
春先とはいえ、寒い寒い霙まじりの風が広い武蔵野を荒れに荒れて終夜、真っ闇な溝口の町の上をほえ狂った。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
されど教師は知らざりき、かく想いやりし幾年の後の冬の夜は翁の墓に霙降りつつありしを。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
雪は霙と変わり霙は雪となり降りつ止みつす。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
幸助を中にして三つの墓並び、冬の夜は霙降ることもあれど、都なる年若き教師は源叔父今もなお一人|淋しく磯辺に暮し妻子の事思いて泣きつつありとひとえに哀れがりぬ。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
身を切るような風吹きて霙降る夜の、まだ宵ながら餅屋ではいつもよりも早く閉めて、幸衛門は酒一口飲めぬ身の慰藉なく堅い男ゆえ炬燵へ潜って寝そべるほどの楽もせず火鉢を控えて厳然と座り、煙草を吹かしながらしきりに首をひねるは句を案ずるなりけり。
— 国木田独歩 『置土産』 青空文庫
霙で、電燈の灯もうるむかと思われるような暗鬱な冬の夕暮であった。
— 岡本かの子 『娘』 青空文庫
作例 · 標準
今朝は雪ではなく、冷たい霙が降っていた。
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霙が窓に打ち付け、冬の訪れを感じさせた。
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予報では、午後から霙が雨に変わるそうだ。
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標準
daikon shavings
作例 · 標準
揚げたての天ぷらを、さっぱりとした霙で食べた。
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鶏肉の唐揚げに、たっぷりの霙を添えて出した。
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冬には、温かい鍋物に霙を入れると体が温まる。
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標準
shaved ice topped with honey
作例 · 標準
夏祭りで、懐かしい霙(みぞれ)を注文した。
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この店のかき氷は、シンプルだけど昔ながらの霙の味がする。
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子供の頃、よく縁日で霙を食べたものだ。
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