登山家
とざんか
名詞
標準
mountain climber
文例 · 用例
この辺で高頭君は、歩度測量計を失くしてしまい、私たち一同人夫と共に、附近の偃松を捜索したが、見当らずにしまった(後にこの歩度メートルは、登山家某君に発見せられて、上高地温泉宿に委托せられ、無事に持主の手に戻った)。
— 小島烏水 『槍ヶ岳第三回登山』 青空文庫
富士登山家として、富士に関する図画典籍の大蒐集家として、君は疑いもなく第一人者であった。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
信州の山岳の中でも、御嶽や駒ヶ岳などは、古くから多くの登山者を有していたが、宗教が権威を失った今日では、新しい登山家は、種々の理由からして、日本アルプスの中でも、殊に飛騨山脈を選び、飛騨山脈の中でも、最高点の槍ヶ岳や穂高岳の特色ある火成岩の大塊は特に多くの人々を引きつけているらしく思われる。
— 小島烏水 『上高地風景保護論』 青空文庫
台湾の中央山脈を測量した時などは、蛮人百二十名巡査十五名を従え軍隊組織で行列二里にわたり、四日間の露営をしたそうであるが、これらは民間登山家などには味わうことのできない一種の天国行軍であろうと思われる。
— 寺田寅彦 『地図をながめて』 青空文庫
また私は健脚家といふでなく、所謂登山家でなく冒險家でもないので、あまり無理な旅をしたくない。
— 草鞋の話旅の話 『樹木とその葉』 青空文庫
――見ると遠来の友達等は、登山家のいでたちで皆な夫々はち切れさうなリユツク・サツクを背中につけてゐた。
— 牧野信一 『南風譜』 青空文庫
雲の匂 若い登山家として知られてゐるK氏が、急に用事が出来て信州へ往つたからといつて、那地の深い山から折つて帰つた山独活を四五本とどけてくれた。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
」 登山家も、商人も、相場師も、鴉も、蜘蛛も皆腹のなかで藤原氏を恩人扱ひにした。
— 大正八(一九一九)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
有名な登山家である彼は、酸素ボンベを使わずにエベレストを登頂する快挙を成し遂げた。
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厳しい自然環境に身を置く登山家は、常に死と隣り合わせの極限状態を生きている。
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若手登山家の挑戦を支援するため、スポンサー企業が最新の装備を無償で提供した。
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ウィキペディア
登山家(とざんか)は、狭義ではヒマラヤの未踏峰登頂などに企業や大学の支援を受けて挑み、それによって得た名声を武器に講演、著述、企業アドバイザー、山岳ガイドなど様々な活動によって糧を得ている人たちのこと、また広義では、登山・クライミング、山スキーを生活の中心としている人達(登山愛好家)のことをいう。この先鋭的な登山家と愛好家的な登山家との間には様々なバリエーションがある。音楽家、武道家などと同様。
出典: 登山家 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0