天女
てんにょ
名詞頻度ランク #30732 · 青空 561 例
標準
heavenly nymph
文例 · 用例
それのめぐりを七人の天女は趾頭舞踊しつづけてゐるが、汚辱に浸る月の心になんの慰愛もあたへはしない。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
言はゞ我が良人をはづかしむるやうなれど、そも/\御暇を賜はりて家に歸りし時、聟と定まりしは職工にて工場がよひする人と聞きし時、勿躰なき比較なれど我れは殿の御地位を思ひ合せて、天女が羽衣を失ひたる心地もしたりき。
— 樋口一葉 『軒もる月』 青空文庫
言はゞ我が良人をはづかしむるやうなれど、そもそも御暇を賜はりて家に帰りし時、聟と定まりしは職工にて工場がよひする人と聞きし時、勿躰なき比らべなれど、我れは殿の御地位を思ひ合せて、天女が羽衣を失ひたる心地もしたりき。
— 樋口一葉 『軒もる月』 青空文庫
やや下ぶくれで唇が小さく咲いて出たような天女型の美貌だが、額にかざした腕の陰影が顔の上半をかげらせ大きな尻下りの眼が少し野獣じみて光った。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
(その糸の上には、なんという小さな天女!
— 梶井基次郎 『冬の蠅』 青空文庫
あの大俗物の堂脇があんな天女を生むんだから皮肉だよ。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫
ここのところを天女散華という題で歌劇化して支那の名優|梅蘭芳が得意の演じものにしています。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
その奥様は、世にも珍らしい、三十二相そろわしった美しい方じゃとの、膚があたたかじゃに因って人間よ、冷たければ天女じゃ、と皆いうのじゃがの、その長者どのの後妻じゃ、うわなりでいさっしゃる。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
作例 · 標準
三保の松原には、天女が羽衣を松の枝に掛けたという伝説が残っている。
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絵画に描かれた天女は、薄い衣を纏い、蓮の花を持って宙に舞っていた。
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「あの舞台で舞う踊り子さんは、まるで天女が舞い降りてきたかのように美しいね」
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標準
beautiful and kind woman
作例 · 標準
彼女は病人に対して慈悲深く接するので、村の人々から「生ける天女」と慕われている。
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「あんなに美しくて優しい奥さんをもらえるなんて、君は天女を射止めたようなもんだな」
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困っている子供に優しく手を差し伸べる彼女の姿は、まさに天女のようだった。
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ウィキペディア
天女(てんにょ)は日本、中国、インドなどの伝説上の存在。
出典: 天女 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0