漏電
ろうでん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
short circuit
文例 · 用例
何しろ非常な高圧であるから漏電を防ぐ絶縁器には特別のものを用いているが、それでも多少の放電が止みなくある故、柱の一部がだんだん焦げて来るそうである。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
またスイスの山間の中学校の先生が粗末な験電器の漏電を測っていたことが、少なくも間接には近代電子的物質観への導火線となり、放射性物質の発見にも一つの衝動を与えたような形になった。
— 寺田寅彦 『物理学圏外の物理的現象』 青空文庫
漏電ですが消えました。
— 泉鏡太郎 『十六夜』 青空文庫
「漏電ぢやないか知ら。
— 泉鏡太郎 『十六夜』 青空文庫
さうではない、さうではない、すらりとした両つのほそい腕から、手の指の綺麗な爪さきの線まで、何かしら石鹸が光つて見えるのだ、さうして魔気のふかい女の素はだかの感覚から忘れた夏の記憶が漏電する。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
遠き遠き漏電と夜の月光。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
自分の良心の許可まで受けている気になって――否、良心の批難の方が時代遅れの世間知らず位に考えて――甚だしきに到っては男性の愛と女性の愛とはその根本の要素に格段の相違があるものなぞと悟りを開いて、盛んに性欲の漏電や性愛の混線をやるに決っております。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
其処には漏電しかけた電線が彼の来るのを待つてゐた。
— 田中貢太郎 『白いシヤツの群』 青空文庫
作例 · 標準
古い家だったため、壁の中の配線が漏電し、火災が発生した。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
大雨で家の一部が浸水し、漏電の危険があるためすぐにブレーカーを落とした。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
「感電の恐れがありますので、漏電している箇所には絶対に触れないでください!」
幻辭AI · gemini-2.5-pro
ウィキペディア
漏電 とは、絶縁体の絶縁が破れたり、外的要因により導体間が電気的に接続されたりして目的の電気回路以外に電流が流れること。感電、火災、電力の損失などの原因となる。回路上の2点間が直結される短絡とは異なる。
出典: 漏電 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0