放念
ほうねん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
setting one's mind at ease
文例 · 用例
その点は、御放念下さい。
— 太宰治 『恥』 青空文庫
その点は、なにとぞ御放念下さい。
— 太宰治 『風の便り』 青空文庫
●昭和二十一年六月二十一日 大森区馬込末田方より 広島市古田町字高須二三六 前田恭子宛 前略 前便で無理な御願い申込んだが、その後こちらで何とか打開の途がつきさうになつたからあの件は放念してくれ給へ。
— 家族・親族宛 『書簡』 青空文庫
晋帥病懶依然御放念可被下候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
一心、生死を放念し、雑念を去る時、即ち、生を離れ、死を離れるの時じゃ。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
あとはこちらで取りはからひますから、どうぞ御放念下さいませ」といふ返事であつた。
— 坂口安吾 『逃げたい心』 青空文庫
升田八段は型だの定跡を放念して、常にたゞ、相手が一手さす、その一手だけが相手で、その一手に対して自分が一手勝ちすればよい、それが彼の将棋の原則なのだろうと私は思う。
— 坂口安吾 『坂口流の将棋観』 青空文庫
降って弊宅異儀なく罷りあり候間、憚りながら御放念下されたく候。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
作例 · 標準
両親は、子供が無事に大学に合格したことを知り、ようやく放念した。
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心配していたプロジェクトの進捗が順調だと聞いて、彼は放念した。
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「心配しないで、すべてうまくいくから。」彼女の言葉に、彼は放念することができた。
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