一方向
いちほうこう
名詞-の形容詞名詞頻度ランク #28610 · 青空 0 例
標準
one direction
文例 · 用例
僕はこうした場合に、以前にもやったように、靴を後前を逆にしてはこうかとも思ったが、しかし同一方向に三つの足跡があると云うことになると、それはもう一目瞭然に、瞞著であると云うことが看破されてしもう。
— コナン・ドイル 『空家の冒険』 青空文庫
張赫宙氏の愚劣漢――(文藝)も、作の巧拙などを問ふべきいとまもなく、或る一つの社会の、たしかに厳存するであらう矛盾をつかみ出して、われわれの面前に曝したもので、やはり新しく力強い今後の文学の一方向を指さすものであらう。
— 牧野信一 『浪曼的月評』 青空文庫
かくの如き星の運動の結果、昴宿の各星はいずれも同一方向に動きつつあるため、全団が一となりて流動しつつあるわけにて、その繋ぎ永久に不変であるが、参宿の各星は別々の方向に動きつつあるため五万年の後には遂に分散し去るべしとのことである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
我が心が既に我が心でなくなったようになって、ただ一方向になるのが凝る気である。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
例えば道を行く旅人が、行きかけた道なのでと云って、右も左も見ないで一方向に進むようなものである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
銀河中の諸恒星が――太陽系中の諸遊星のごとく――同一方向に動いているというライトの説は、シェーンフェルト(〔Scho:nfeld〕)並びにカプタインによって吟味せられた。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
一、各個の美の標準を比較すれば大同の中に小異なるあり、大異の中に小同なるありといへども、種々の事実より帰納すれば全体の上において永久の上においてほぼ同一方向に進むを見る。
— 正岡子規 『俳諧大要』 青空文庫
芸術とはその一方向への極限とも考えられるであろう。
— 西田幾多郎 『絶対矛盾的自己同一』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4