寝殿造り
しんでんづくり
名詞
標準
manner of Heian-era palatial architecture
文例 · 用例
仏具のない寝殿造りの神社に似た霊屋は、照り輝く砂の白さに調和した破風の反りを波うたせ麗しかった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
大ていの田楽は庭の中門、――今も田舎では塀中門など言ふものを持つた建築が多いのですが――即、所謂、寝殿造りの中門の処で演ぜられました。
— 折口信夫 『能舞台の解説』 青空文庫
此図面には、大抵所謂寝殿造りの「泉殿」が能舞台の役目をして居まして、客殿――寝殿の変化――から見ることが出来る様になつて居るのです。
— 折口信夫 『能舞台の解説』 青空文庫
住宅としては寝殿造りが確定した。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫
寝殿造りや仮名文字の類は、咀嚼や独創について最も有力な証拠を与えるものとせられているが、しかし仮名文字は漢字の日本化ではなくして漢字を利用した日本文字の発明であり、寝殿造りも漢式建築の日本化ではなくしてシナから教わった建築術による日本式住宅の形成である。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫
ところで平安朝の造型の特徴として、寝殿造りと阿弥陀堂とともに、もうひとつ絵巻物の発達をあげなければなるまい。
— 亀井勝一郎 『物語の絵画化についてなど』 青空文庫
近づくにつれ、彼のひとみは、その宏壮と優雅なる寝殿造りの邸宅の美に打たれて、ただもう驚異と、ある畏れに、身が緊まってくるだけだった。
— 吉川英治 『平の将門』 青空文庫
作例 · 標準
例文1
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例文2
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例文3
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