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カノン

カノン異読 キャノン
名詞頻度ランク #25613 · 青空 19
1
標準
canon
文例 · 用例
然るに形式音楽の態度は、楽曲の構成や組織を重んじ、主として対位法によるフーゲやカノンの楽式から、造形美術の如き荘重の美を構想しようとするのであって、極めて理智的なる静観の態度である。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
アリストテレスの『ポエティカ』を始めとしスカリゲルやボアローなどに至るカノン(規矩)主義的な批評精神に反抗して、今日の新しいクリティシズムは、作品をば、規格品としてではなく何物かの自由な表現を見るようになって来ている、というのである。
戸坂潤 クリティシズムと認識論との関係 青空文庫
この種の批評家は、芸術なら芸術について、一定の法則(カノン・コード)を有っているのを常とする。
戸坂潤 哲学の現代的意義 青空文庫
尤もこの法則は、場合によっては芸術の価値尺度と考えられるカノンやコードではなくて、一種の社会法則に還元して持ち出されることもある。
戸坂潤 哲学の現代的意義 青空文庫
アリストテレスからホラティウスを経てボアロー・デプレオーに至るまでの「詩学」なるものは、文芸作法のカノンを樹立しつつ作品を例証した点に於て、一種の「科学的」評論であった。
戸坂潤 文芸評論の方法について 青空文庫
九○ 家界と領海(ランス・ショットとカノン・ショット) 国法の原始状態は現今の国際法に似ている点があるようである。
穂積陳重 法窓夜話 青空文庫
松林の中から、十|糎カノン砲と十五糎|榴弾砲の、ものすごい叫びごえがおこった。
平田晋策 昭和遊撃隊 青空文庫
だが、彼は何も耳にしなかった、マスケット銃の咆哮も、カノン砲の衝撃も、「將帥の大聲および吶喊聲を聞しる(*4)」ことも。
A. ビアス A.Bierce チカモーガ 青空文庫
作例 · 標準
パッヘルベルのカノンは、穏やかなメロディーで多くの人に愛されている。
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複数の声部が同じ旋律を時間差で演奏する音楽形式をカノンと呼ぶ。
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彼女の小説は、現代文学のカノンの一つとして高い評価を得ている。
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そのSF映画は、ジャンルのカノンとして後世の作品に大きな影響を与えた。
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2
標準
canon (of the Church)
作例 · 標準
聖書カノンに含まれない文書の中にも、当時の思想を知る上で貴重なものが多く残されている。
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彼は初期キリスト教におけるカノンの形成過程を研究テーマに選んだ。
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教会会議において、どの福音書をカノンと認めるかが長年議論されてきた。
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外典とされる書物は、カノンとしての権威は持たないものの、歴史的な資料価値は高い。
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ウィキペディア曖昧さ回避

カノンあるいはキャノン、キヤノン

Canon, Kanon, Canonical
キリスト教
  • 聖書正典聖書における正典。カトリック教会においてはその目録もカノンと呼ぶ。どの文書を正典とするかについては各教派ごとに違いがある。
  • 教会法正教会・カトリック教会などの教派において、公会議・教会会議によって受け入れられた基準またその条文(教会会議決定条文)。
  • 規程正教会においてパラクリシス、早課、晩堂課に挿入される聖歌・祈祷文。祈祷書には「規程」と記されているが、この漢字表記よりも片仮名による転写で「カノン」と呼ばれる事の方が一般的。クリトのアンドレイ、ダマスコのイオアンがこの作者として有名("The Blackwell Dictionary of Eastern Christianity" Wiley-Blackwell; New edition (2001/12/5), p110 - p111, ISBN 9780631232032 参照)。
  • 参事会員(英語: Canon)カトリック教会における聖職者の一種。司教座聖堂や参事会聖堂、共住の共同体に属する。
  • ミサ典文(英: Canon of the Mass, 羅: Canon Missæ)カトリック教会の典礼用語。ミサにおける、三聖唱から聖変化後の主祷文までの不変部分。
  • 聖人録カトリック教会における聖人録。
芸術
微分幾何学
その他の数学
物理学
コンピュータ
人物
作品
企業
その他
Cannon, Kannon
関連項目
出典: カノン — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0