便覧
びんらん異読 べんらん
名詞頻度ランク #41146 · 青空 35 例
標準
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文例 · 用例
詐欺師や香具師の品玉やテクニックには『永代蔵』に狼の黒焼や閻魔鳥や便覧坊があり、対馬行の煙草の話では不正な輸出商の奸策を喝破しているなど現代と比べてもなかなか面白い。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
小学校便覧の活字も小さいので、眼の近い私には、人の二倍はかかってしまう。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
福沢先生その誣罔を弁じ、大いに論者の蒙を啓かんとて、教育論一篇を立案せられ、中上川先生これを筆記して、『時事新報』の社説に載録せられたるが、今これを重刊して一小冊子となし、学者の便覧に供すという。
— 福沢諭吉 『徳育如何』 青空文庫
丁良が光緒三年(明治十年)にウールジー(Woolsey)のインターナショナル・ローを訳述した時には、さきに用いた「万国公法」なる名称を棄てて「公法便覧」と題し、書中にも「万国公法」なる語を用いずして総べて「公法」と称している。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
かくの如く、初め支那において丁良が光緒三年(明治十年)にウールジー(Woolsey)のインターナショナル・ローを訳述した時には、さきに用いた「万国公法」なる名称を棄てて「公法便覧」と題し、書中にも「万国公法」なる語を用いずして総べて「公法」と称している。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
かつて武知先生の塾へ手習に行っていた時、『ちと詩も作ったらよかろう、それには幼学便覧などを見るがよい。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
尤も多くの初学者はまず幼学便覧などにある二字三字の熟語を上下にはめて、それで五言七言の詩を作るのであるが、私はそんな既成の語を綴り合しては自分の手柄にならぬと思い、何か一つ自分のいって見たいと思う事を、字の平仄を調べた上で、自分限りの修辞を以て作ることにした。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
譬ひ聖経に対する――和讃の形式を模したとしても――或は又修辞上の便覧書であつたところで、更に或は、倭漢朗詠集の前型として、声楽の台帳の用途を持つものにしてからが、短歌の価値の認められ出した事は明らかである。
— 後期王朝文学史 『女房文学から隠者文学へ』 青空文庫
作例 · 標準
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便覧(びんらん、べんらん)は、特定の分野で必要な事項を簡潔に説明し、必要な時に必要な項目を即座に確認できるようにした参考図書の一種である。 ハンドブックとも呼ばれる。
出典: 便覧 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0