猛虎
もうこ
名詞
標準
fierce tiger
文例 · 用例
そうしてブルブルとふるえる手で、その便箋の一枚を掴んで空間を睨みつつ、腰を浮しかけたが、又、ドッカと椅子に腰を下して瞑目一番したと思うと、今度は猛虎のように決然として立ち上って、掴みかかるように私を押し除けると自分自身に電話口へ獅噛みついた。
— 夢野久作 『鉄鎚』 青空文庫
――猛虎肉酔初醒時。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
殘月の光をたよりに林中の草地を通つて行つた時、果して一匹の猛虎が叢の中から躍り出た。
— 中島敦 『山月記』 青空文庫
残月の光をたよりに林中の草地を通って行った時、果して一匹の猛虎が叢の中から躍り出た。
— 中島敦 『山月記』 青空文庫
彼女は実に一箇|巾幗の身を以て、深窓宮裡花陰の夢に耽るべき人|乍ら、雄健の筆に堂々の議論を上下し、仏蘭西全国の民を叱咤する事、猶猛虎の野に嘯くが如くなりき。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
――そいつは何だ、講釈師がよく饒舌る、天保水滸伝中、笹川方の鬼剣士、平手造酒猛虎が、小塚原で切取って、袖口に隠して、千住の小格子を素見した、内から握って引張ると、すぽんと抜ける、女郎を気絶さした腕に見える。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
現象世界に於て煩悶苦戦する間に、吾人は造化主の吾人に与へたる大活機を利用して、猛虎の牙を弱め、倒崖の根を堅うすることを得るなり。
— 北村透谷 『人生に相渉るとは何の謂ぞ』 青空文庫
蓋し猛虎も餓ゆるが故に他を攫す、然れども何の日か猛虎の全く餓ゆるなきを得む。
— 北村透谷 『想断々(2)』 青空文庫
作例 · 標準
ジャングルには猛虎が潜んでおり、獲物を狙っている。
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彼は猛虎のような闘志を燃やして、試合に臨んだ。
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壁に描かれた猛虎の絵は、迫力満点だった。
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標準
Hanshin Tigers (baseball team)
作例 · 標準
猛虎の応援歌が球場に響き渡る。
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今年の猛虎は、開幕から好調だ。
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「頑張れ、猛虎!優勝目指して突っ走れ!」
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