鍼師
はりし
名詞
標準
acupuncturist
文例 · 用例
彼はあんまで鍼師だったことがあった。
— History of Medicine 『医学の歴史』 青空文庫
殘る一人席なくて困じけるを、かの醉ひしれたるまめ男、自らは千鳥足の危きをも顧みず、數ならぬ妾に席を讓り賜はりしは、さきのにくさ、恐しさも忘れさりていとど嬉しかりき、この人なからましかば、わが足は棒になりてそれより石に化りなまし。
— 萩原朔太郎 『花あやめ』 青空文庫
あいつらはただ、自分の品位を落しやしないか、それだけを氣にしてわくわくして、さうして妙に客を警戒して、ひとりでからまはりして、實意なんてものは爪の垢ほども持つてやしないんだ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
二荒の神のたはりし歌玉の五百玉わけて君と別れん上野停車塲に着く。
— 伊藤左千夫 『滝見の旅』 青空文庫
この虫|一とせ籠に飼ひて、露にも霜にも当てじといたはりしが、その頃病ひに臥したりし兄の、夜な/\鳴くこゑ耳につきて物侘しく厭はしく、あの声なくは、この夜やすく睡らるべしなど言へるも道理にて、いそぎ取おろして庭草の茂みに放ちぬ。
— 樋口一葉 『あきあはせ』 青空文庫
お末が単衣の上に羽織を着て、メレンスの結び下げの男帯の代りに、後ろの見えないのを幸ひに一とまはりしかない短い女帯をしめるやうになつた頃から、不景気不景気と云ふ声がうるさい程聞こえ出した。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
さつきの弟子がさきまはりして、すつかり談してゐたらしく、ポー先生は薬の函と大きな赤い団扇をもつて、ごくうやうやしく待つてゐた。
— 宮沢賢治 『北守将軍と三人兄弟の医者』 青空文庫
天長節の佳日に際し 子爵 伊東海軍大將 肝付海軍少將 伯爵 吉井海軍少佐 子爵 小笠原海軍少佐 上村海軍少佐各位の清福を賀※、つたなき本書のために、題字及び序文を賜はりし高意にむかつて、誠實なる感謝の意を表す。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
作例 · 標準
肩こりがひどいので、近所の評判の良い鍼師に診てもらうことにした。
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彼は長年、鍼師として多くの患者の健康を支えてきた。
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鍼師の先生は、症状に合わせて的確なツボに鍼を打ってくれた。
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