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年下

としした
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #12521 · 青空 544
1
標準
younger
文例 · 用例
竹屋の渡しを渡船に乗るときには年下の方が柚木に「おにいさん、ちょっと手を取って下さいな」と云った。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
それにこの頃は何でも話が手取り早くて、まるで電気のようでさ、そしていろいろの手があって面白いじゃないか」 そういう言葉に執成されたあとで、年下の芸妓を主に年上の芸妓が介添になって、頻りに艶めかしく柚木を取持った。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
独身者同様の村上は時にこうして十五ばかり年下の山崎と会食をしながら寛いだ気もちで談笑するのが好きであった。
九鬼周造 かれいの贈物 青空文庫
君は私より二つ年下で、室生君は君より又二つ年下である。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
年下の女にからかわれて、この場合、お徳も少しむっとしたが、そんなことを云い争っている時でもないので、かれはそれを聞き流して怱々に帰った。
むらさき鯉 半七捕物帳 青空文庫
そいつは元は上野の山内の坊主で、歌女寿よりも年下なんですけれども、女に巧くまるめ込まれて、とうとう寺を開いてしまって、十年ほど前から甲州の方へ行って還俗していたんですが、故郷忘じ難しで江戸が恋しくなって、今度久し振りで出て来て、早速歌女寿のところへ訪ねて行くと、女は薄情だから見向きもしない。
お化け師匠 半七捕物帳 青空文庫
幼年工のなかには、一番年下の、六歳になるものが七人もいた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
貞徳は公より遥に年下である。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫