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順送り

じゅんおくり
名詞
1
標準
passing along (in order)
文例 · 用例
その声が波動のように順送りに近づいてくる。
夏目漱石 趣味の遺伝 青空文庫
そしてそれと順送りに僕の出生届も遅れたのだそうだ。
大杉栄 自叙伝 青空文庫
しんとした、しめっぽい森林の中で鶯があちらの山こちらの谷と順送りに鳴いていた。
――獄中手記―― 何が私をこうさせたか 青空文庫
怪談物の題材としては、小幡小平次や累などは、江戸狂言に古くからとり上げられて来たものだが、今あるその流れの作物に皆順送りに書き直した同類の物の遥か末の作品である。
折口信夫 夏芝居 青空文庫
東海道の順送りは、当時の風習をとり込んだので、古くは、熊野まで送つたのか。
「餓鬼阿弥蘇生譚」終篇 小栗判官論の計画 青空文庫
押詰められて、じじむさい襟巻した金貸らしい爺が不満らしく横目に睨みかえしたが、真白な女の襟元に、文句はいえず、押し敷かれた古臭い二重廻しの翼を、だいじそうに引取りながら、順送りに席を居ざった。
永井荷風 深川の唄 青空文庫
」 いいかけた処へ車掌が順送りに賃銭を取りに来た。
永井荷風 深川の唄 青空文庫
と人手をとおして、その刀を順送りに渡す。
林不忘 稲生播磨守 青空文庫
作例 · 標準
避難所での炊き出しでは、一人一人が手際よく食器を順送りに手渡していった。
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回覧板は読み終わったらすぐに隣の家へ順送りに届けるのが、この町のルールだ。
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先輩から受け継いだ技術を、今度は私たちが後輩たちに順送りで伝えていかなければならない。
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