面取り
めんとり
名詞
標準
chamfering
文例 · 用例
この覆面取り除けの際、壻と嫁の外に座敷にあるは、嫁の兄弟と父のみだ。
— 南方熊楠 『蓮の花開く音を聽く事』 青空文庫
就中竹下の面取りの早業と村井の刀捌きの目醒しさでは、R村の連中は悉く眼を視張つて、一体彼奴等二人は何処からやつて来た天狗なんだらう。
— 牧野信一 『南風譜』 青空文庫
其大仏餅屋の一軒おいて隣家が、表が細い栂の面取りの出格子になつて居りまして六尺、隣りの方が粗い格子で其又側が九尺ばかりチヨイと板塀になつて居る、無職業家でございまする。
— 三遊亭円朝 『大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食』 青空文庫
わからんか 畜生、 えへ、金、金だよ、金さえありゃ中学でも大学でも、 一日一円や二円の出面取りが どうして子供を大学へなんぞやられると思う?
— 猪狩満直 『炭坑長屋物語』 青空文庫
当時札幌では手不足のため、どんな無能の者でも顔さえ出せば三十銭から三十五銭の手当をもらえたもので、この臨時雇いを出面取りといっていた。
— ――所信と体験―― 『一商人として』 青空文庫
明治四十四年ロダンの彫刻が『白樺』に届き、その一個を私があずかっていたのを見に来たのが浅川伯教君(当時彫刻家を志していた)で、その時六面取りの秋草手の壺を土産にくれた。
— 『民藝四十年』を読んで 『四十年の回想』 青空文庫
こんなふうで、正木の家での彼は、表面取りたてて問題になるようなこともなかったが、それだけに、彼はいつも自己の天真をいつわり、彼自身をますます不愉快なものにしていたのである。
— 第二部 『次郎物語』 青空文庫
学校での次郎の様子には、表面取り立てて言うほどの変化はなかった。
— 第二部 『次郎物語』 青空文庫
作例 · 標準
加工された金属部品の角に丸みを持たせるため、丁寧に面取り作業を施していく。
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木材をカットした後、手触りを良くするためにサンドペーパーで面取りを行う。
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「この部品、面取りが不十分でバリが残っているから、検品で跳ねられちゃうよ」
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標準
rounding the edges (of a vegetable)
作例 · 標準
大根や人参を煮崩れさせないためには、角の部分を削る面取りが重要な工程となる。
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「煮物の出来栄えは、この面取り一つで見た目も味の染み込み方も変わってくるんだよ」
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面倒だと言いながらも、彼は手際よく里芋の面取りを済ませて鍋に放り込んだ。
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