三椏
みつまた異読 ミツマタ
名詞
標準
Oriental paper bush (Edgeworthia chrysantha)
文例 · 用例
三椏の木が一本の幹から段々と無数の枝に分れる様なものです。
— 喜田貞吉 『特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ』 青空文庫
三椏の花が咲き、小屋の水車が大きく廻つてゐた。
— 三好達治 『測量船』 青空文庫
いずれ、象の胎内に何かからくりがあるのだと思うが……」 と、言いながら、懐中から三椏紙を横に綴じた捕物帖を取出し、「……象の右の前脚に入ったのは、美濃清で、左脚が植木屋の植亀。
— 山王祭の大象 『平賀源内捕物帳』 青空文庫
懐帳面の紙を引裂いたのらしく、丈夫な三椏紙で、たぶん血であろう、端の方にべッとりと赤黝い汚点がついている。
— 長崎ものがたり 『平賀源内捕物帳』 青空文庫
三椏を主な材料とします。
— 柳宗悦 『手仕事の日本』 青空文庫
大体紙料には雁皮と楮と三椏とがありますが、雁皮を以て最上とします。
— 柳宗悦 『手仕事の日本』 青空文庫
岩坂ではこれと共に楮でも三椏でも新しい紙が色々と試みられ、これを愛好する人々が段々|殖えて来ました。
— 柳宗悦 『手仕事の日本』 青空文庫
材料は純三椏である。
— 柳宗悦 『和紙十年』 青空文庫
作例 · 標準
ミツマタの樹皮は、和紙の原料として古くから利用されている。
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春になると、ミツマタの木に黄色い小さな花が咲く。
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ミツマタは、日本の伝統工芸品に欠かせない植物だ。
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