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唐黍

とうきび異読 トウキビ
名詞
1
標準
Indian millet
文例 · 用例
そして段丘の上に、小舎が建てられたり、馬鈴薯や唐黍が植えられたりして、この辺の畑としては、手入れが届いている。
小島烏水 火と氷のシャスタ山 青空文庫
絶対安静の病床で一カ月も米杉の板を張った天井ばかりを眺めて暮した後、やっと起きて坐れるようになって、窓から小高い山の新芽がのびた松や団栗や、段々畑の唐黍の青い葉を見るとそれが恐しく美しく見える。
黒島傳治 海賊と遍路 青空文庫
エナメルの雲 鳥の声、    唐黍焼きはみてやすらへば、熱く苦しきその業に、     遠き情事のおもひあり。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
唐黍も焦げてゐやう。
泉鏡太郎 十和田湖 青空文庫
また「麦秋」という訳名であるが、旱魃で水をほしがっているあの画面の植物は自分にはどうも黍か唐黍かとしか思われなかった。
寺田寅彦 映画雑感(4) 青空文庫
いまだと早速千匹屋へでも卸しさうなものを、彼の川柳が言ふ、(地女は振りもかへらぬ一盛り)それ、意氣の壯なるや、縁日の唐黍は買つて噛つても、内で生つた李なんか食ひはしない。
泉鏡太郎 春着 青空文庫
悪戯が蒿じて、この節では、唐黍の毛の尻尾を下げたり、あけびを口に啣えたり、茄子提灯で闇路を辿って、日が暮れるまでうろつきますわの。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
自分|乍ら、こんなことは珍らしいと思い乍ら、唐黍畑の傍を歩いて居ると停車場の方から、麻川氏がこっちへ歩いて来る。
岡本かの子 鶴は病みき 青空文庫
作例 · 標準
夏祭りの屋台で、焼いた唐黍の香ばしい匂いが食欲をそそった。
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農夫たちは、収穫したての新鮮な唐黍を市場に運び込んだ。
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夏祭りで焼いた唐黍を食べた
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