斎堂
さいどう
名詞
標準
dining hall at a Zen temple or monastery
文例 · 用例
身は偏奇館、あるいは葷斎堂に住して、病を愛撫し、「身を落す」自傷を愛撫し、しかしそれらを愛撫するわが芸術家魂というものをひたすらに愛撫する荷風は、ある意味では人生に対する最もエゴイスティックな趣味家ではあるまいか。
— ――鴎外・漱石・荷風の婦人観にふれて―― 『歴史の落穂』 青空文庫
法堂や本堂や山門は無論のことですが、斎堂や浴室にも家庭の要素は想像することができません。
— ――夢と知性―― 『吹雪物語』 青空文庫
○同庄花園部落の斎堂(明徳堂)にて屋根裏の構造を見て 浜田(庄司)も竹屋根をやっているんだけど、これには負けるな。
— 柳宗悦 『台湾の民藝について』 青空文庫
持斎堂 さてその辺を過ぎてナルタンという寺の近所のニュン・ネー・ハーカン(持斎堂)に着いて私は泊ったが、その他の一行は私に荷物を渡してシカチェ府の方へ行っちまいました。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
私は少しここで調べ物をする必要がありますからその翌日も泊るつもりでその人らと別れて特にここに宿ったのでございますが、持斎堂というのはこの辺の僧侶や俗人が八|斎戒を保つその上に一日間全く肉を喰わぬとか、あるいは人と少しも物を言わぬという行をするためにここに立てられて居る堂であります。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
成程、万福寺の斎堂(食堂)は堂々たるものであり、その普茶料理は天下に名高いものである。
— 坂口安吾 『日本文化私観』 青空文庫
範宴はすぐ斎堂を立って、「わしは、ずっと、黙想を日課にしておる。
— 吉川英治 『親鸞』 青空文庫
三 劉備は縛められて、斎堂の丸柱にくくりつけられた。
— 桃園の巻 『三国志』 青空文庫
作例 · 標準
禅寺の斎堂では、修行僧たちが黙々と食事をとっていた。
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斎堂での食事は、日々の修行の一環として重要な意味を持つ。
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訪れた観光客は、斎堂の厳粛な雰囲気に心を打たれた。
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