二の足を踏む
にのあしをふむ
表現動詞-五段-マ行
標準
to hesitate
文例 · 用例
寺ときいて二の足を踏むと、浅草寺だって寺ではないかと、言う。
— 織田作之助 『大阪発見』 青空文庫
縦令舞台へ出る役割を振られてもいよいよとなったら二の足を踏むだろうし、踊って見ても板へは附くまい。
— 内田魯庵 『二葉亭追録』 青空文庫
しかし、下の谷間の岩に当って砕けている死体を見たり、またその噂をきくと、模倣好きな人間も二の足を踏む。
— 菊池寛 『身投げ救助業』 青空文庫
しかも彼と縁組をするということになると、さすがに二の足を踏むものが多いので、彼はこの年になるまで独身であった。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
重ね重ねの怪しい蝶の振舞に、新蔵もさすがに怯気がさして、悪く石河岸なぞへ行って立っていたら、身でも投げたくなりはしないかと、二の足を踏む気さえ起ったと云います。
— 芥川龍之介 『妖婆』 青空文庫
血ではないとあらかじめ予告をされたから、かえってこれは、生血がどろどろ流れているのではないかと、お雪ちゃんが二の足を踏むと、お銀様から、「そらごらんなさい。
— 胆吹の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
いろいろの奇妙な事実が重なりあってジュスチーヌを不利にしていたが、私のように無罪の証拠をもっていない者なら、そのために誰でも、無罪とすることに二の足を踏むにちがいない。
— FRANKENSTEIN, OR THE MODERN PROMETHEUS 『フランケンシュタイン』 青空文庫
「わしといっしょになると、旅に出なければならんと思うて、それで二の足を踏むのかもしれんが、さようなことはないぞ。
— 林不忘 『巷説享保図絵』 青空文庫
作例 · 標準
高額な買い物をする前に、彼女は少し二の足を踏んだ。
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新しい挑戦を前に、一瞬二の足を踏んだが、すぐに決断した。
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彼の熱意に、反対していた人々も二の足を踏み始めた。
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