自署
じしょ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
signature
文例 · 用例
警官は電車を待たさないために車掌の姓名を自署さしてすぐに帰した。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
彼はもとより其自署を否認するやうなことを敢てしなかつた。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
受持々々の学科の下に、先生方が各自署名して、花のような大きな学校の判を押したのが卒業の証書であった。
— 島崎藤村 『桜の実の熟する時』 青空文庫
HOTEL・RITZ――マドリッド第一のホテル――の数年まえの止宿人名簿を探すと、メリイ・カルヴィンの自署を発見するに相違ない。
— 血と砂の接吻 『踊る地平線』 青空文庫
最後の※まで指して貰うと(尤もこのよりだけはジェルテルスキーの日本語の知識でも判読出来ず、トヨ子の自署の一種だろうと説明したのだが)ステパンは、幾度も幾度もその手紙に唇を押しつけ、再び自分の内衣嚢にしまった。
— 宮本百合子 『街』 青空文庫
そして、歸つて來ての唯一のみやげは、自分の被る麥藁帽の裏絹へ數多く書かせた藝者や女郎の自署であつた。
— 放浪 『泡鳴五部作』 青空文庫
末に伊沢蘭軒の自署と印二顆とがある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
荀子増註の序、標注|准南子の序等の自署に拠るに、信濃の人で、一説に安藝の人だとするは疑はしい。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
作例 · 標準
契約書に自署することで、その内容に同意したことになる。
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彼女は、サインではなく、丁寧に自署した。
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「この書類は、ご本人による自署が必要です。」
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