初学者
しょがくしゃ
名詞
標準
beginning student
文例 · 用例
これに聯関して起る問題は科学の基礎や方法に関する事柄を初学者に吹き込む事の可否である。
— 寺田寅彦 『方則について』 青空文庫
ほんとうは同じ静物でも風景でも排列や光線や見方をちがえればいくらでも材料にならぬ事はないが、素人の初学者の自分としては、少なくもひとわたりはいろいろちがった物がかいてみたかった。
— 寺田寅彦 『自画像』 青空文庫
まだ目の鋭くないわれわれ初学者にとってはおそらくこれほどいい材料はあるまい。
— 寺田寅彦 『写生紀行』 青空文庫
彼の著書の中で、比較的初学者に理解し易いと言はれ、したがつて又ニイチェ哲学の入門書と言はれるアフォリズム「人間的な、あまりに人間的な」でさへも、相当に成育した一般の文化常識と、特に敏感な詩人的感覚とを所有しない読者にとつては、決して理解し易い書物ではない。
— 萩原朔太郎 『ニイチェに就いての雑感』 青空文庫
故に標題の示す如く、正に『詩の原理』であるけれども、普通に刊行されてる詩書の如く、単に韻律音譜の註であったり、名詩の解説的批判であったり、初学者の入門的手引であったり、或は独断的詩論の主張であったりするものとは、全然内容が異っている。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
新に得た地位に安んじて、熱心に初学者にドイツ語を教える方法を研究して、それを私に相談する。
— 森鴎外 『二人の友』 青空文庫
で、初学者が表現の方法を探るとして、矢張り一番先きには写生が肝心だ。
— 田山録弥 『小説新論』 青空文庫
画家が写生から入つて行き、詩人が観察から入つて行くことは、初学者は好いかも知れないが、一生をこの写生に没頭して倦まざるものは、笑ふべく憫むべき小作家なる哉。
— 田山録弥 『娟々細々』 青空文庫
作例 · 標準
「この本は、初学者にも分かりやすいように書かれている。」
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彼女は、絵画の初学者だが、才能がある。
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「初学者が安心して学べるような教室を作りたい。」
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