対心
たいしん
形容詞-語幹
標準
antipodal
文例 · 用例
グッと反対心敵対心の火炎を挙げるものである。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
通称あばたの敬四郎といわれている同じ八丁堀の同心で、いうまでもなくその顔の面にふた目とは見られぬあばた芋があったからのあだ名ですが、しかし一面からいうと、あばたの敬四郎が、その顔の醜いごとく右門に対して心に醜い敵対心をいだきだしたことは、まんざら無理からぬことでした。
— 生首の進物 『右門捕物帖』 青空文庫
そこで、彼はいつになれば秋蘭が全く敵対心も無くしてしまうのであろうかを待ちながらも、いつの間にか眠ってしまった。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
それをきくと、「教育のある人達に対する片輪の伝説」で毒されているゴーリキイのパン焼仲間は不可解なものへの嘲笑と敵対心を刺戟され毒々しい喜びで目を閃かせながら叫ぶのであった。
— 宮本百合子 『マクシム・ゴーリキイの発展の特質』 青空文庫
それをきくと「教育のある人達に対する片輪の伝説」で毒されているパン焼仲間は不可解なものへの嘲笑と敵対心を刺戟され、毒々しい喜びで目を閃かせながら叫ぶのであった。
— ――幼年時代・少年時代・青年時代―― 『マクシム・ゴーリキイの伝記』 青空文庫
あの司令官が、周知の通り、この裁判制度には不支持であり、この将校に対して敵対心に近いものを抱いているというのは、本当かもしれない。
— IN DER STRAFKOLONIE 『処刑の話』 青空文庫
日乗は勿論岐阜においても信長の宣教師に対する態度を変更させることは出来なかったが、惟政に対する敵対心はそれによって一層高まり、キリスト教排斥の運動を惟政排斥の運動に転じたように見える。
— 日本の悲劇 『鎖国』 青空文庫
彼をよく見たならば、逃走せんとする痛ましい敵対心と恐れに交じった虚勢とが、その目の中に読み取られたであろう。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
作例 · 標準
球体上の二つの点は対心的(対極)です。
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その件に関する彼らの意見は、共通点がなく、対心的(対極)でした。
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地球とその対心的(対極)な点は、惑星の中心の反対側にあります。
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