ボルシチ
ボルシチ
名詞
標準
borscht (soup, usu. made with beetroot)
文例 · 用例
美味いボルシチと久しぶりでの清潔なシーツとともに、それらを欲した。
— 宮本百合子 『政治と作家の現実』 青空文庫
それぢやあ、ボルシチひと匙口い持つて行つても、若い仔豚の代りに我れと我が唇を焼いてしまふ道理ぢやないか……。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫
露国の盲詩人とルバシカ 喫茶部では、純印度料理のカリー・ライスのほかに、露西亜料理のボルシチュを出し、また店員の制服はルバシカで、商品には露西亜チョコレートがある。
— ――所信と体験―― 『一商人として』 青空文庫
すなわち喫茶部開設に当って、カリー・ライスに対し露西亜のスープであるボルシチュを加えることにしたのである。
— ――所信と体験―― 『一商人として』 青空文庫
うしろまでまわるような白い大前かけをかけ、余りきれいでないナプキンを腕にかけた給仕が、皆の前へきつい脂のういた美味そうなボルシチをくばった。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
「アニュータの料理はわたしたちの自慢です」 耳飾をさげた細君のいうとおり、太ったアニュータのボルシチ(濃いスープ)やカツレツは、パッサージ・ホテルの脂ぎった料理よりはるかにうまかった。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
中村屋でボルシチを食ひ、日劇楽屋へ、エノケンを訪問、五郎氏との親子三人会の打ち合せ、エノケンは盛に映画の演出家の貧困を嘆いてゐた。
— 昭和十五年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
夕刻又出かけ、新宿中村屋でボルシチと炒飯を食べ、丸の内へ出て東宝名人会へ行く。
— 昭和十五年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
作例 · 標準
寒い日には、温かいボルシチが体に染みわたる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女はロシア料理が得意で、特にボルシチの味が格別だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
鮮やかな赤色のボルシチは、食卓を華やかにしてくれる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
ボルシチ は、東ヨーロッパと西アジアで一般的な、酸味のあるスープ料理。テーブルビート(ビーツ)をもとにした、ウクライナに代表される東ヨーロッパの伝統的な料理で、鮮やかな深紅色をした煮込みスープである。しかしながら、同じ名前はスイバを使った緑ボルシチや、ライ麦を使った白ボルシチ、キャベツボルシチなど、テーブルビートが使われていない幅広い範囲の酸味のあるスープにも使われている。
出典: ボルシチ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0